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酪農家の仕事とは

 酪農家につきましては1年中休むことなく、牛のケアをしないといけないことから、別の業種と照らし合わせると休みの日が取りづらい職種と評されています。 酪農はアルバイト、あるいはパートタイマーなどのような、非常に軽い仕事ではないと言えます。
酪農に関しては、思っている以上に困難を極める仕事と言われています。早朝から始まり夜遅くに至るまで糞尿に包囲され、言っている事を聞くとはいえない牛を相手取る仕事になっています。酪農に対して夢を見つつ諦めた人は、たくさんいると考えられます。
酪農に関心があるとか、牛が好きと言うメンタリティは、アドバンテージにはなりますが、それのみでは酪農に関しては務まりません。広い範囲の知識やスキルもさることながら、運営管理ができるだけの責任感を持つことができるかが重要になります。

 成牛1頭毎にに求められる仕事の時間は、1年で約100時間をオーバーします。かりに40頭というケースでも、年間約4000時間以上になるため、常日頃の必要な作業は夫婦で割りあてるのは普通です。  その中にあっても搾乳につきましては酪農家にとりまして最も大事な作業です。具体的には、朝、夕2回、合計おおむね6時間を費やします。朝に関しては依然として日の暗いうちから必要な作業をスタートさせ、まず第一に乾草、サイレージを与え、それぞれの乳用牛の出す乳の量に合わせて適正量の濃厚飼料をあたえます。
エサやりを終了させると、そのあとは搾乳をスタートさせます。ミルカーをセッティングし、数十頭もの乳用牛を二人で繰り返して搾乳します。また、ふん尿処理や、牛舎のクリーニングで朝方の必要な作業を終えます。夕方のからも朝方と変わらない作業することになります。

 朝夕のどうしても必要な作業のみならず、牧草地、あるいは飼料畑での飼料作りに関しても酪農家には求められます。春先には牧草地に対して肥料を与えて、トラクタによって収穫された牧草はサイレージにして保存することになります。収穫直後には畑を耕して、夏のシーズンにはトウモロコシ類を生育して、秋のシーズンにはまたサイレージ作りと、こうした必要な作業のみでも1年でおおむね600時間が取られます。
それに加えて、お産の際は昼夜に関係なく看護することになります。何の問題もなく子牛が誕生した後は、初乳を飲用させたりと、母のように世話してあげることが必要不可欠になります。乳用牛より旨味のあるミルクが望めるように、美味しいエサを作り込むことは言うまでもありませんが、常日頃から愛情を保持し成長させていくことが酪農家の大切な仕事といえます。

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