酪農をする難しさを知りましょう
日本の農業従事者がどんどん少なくなっています。
それに加え、同様な傾向が見られるものに、酪農業があります。
農作物を作ることに適さない場所に、広い面積を利用することで生まれた酪農は、北海道を中心に行なわれています。
この仕事は、一度始めると中途で辞めることが出来ない難しを持ったものになります。
それは家畜を飼うと言うことです。
家畜にエサを毎日与えることで、美味な肉になったり、美味な牛乳の生産が出来ることになるからです。
そのため365日、休日がない仕事になります。
家族経営が長く続いて来たのですが、この方法では疲労から逃れる方法もなく、就労を希望する人もいないと言うのも現状になっています。
そんなことから、現在では家族経営から企業経営に主体を変えることで、キチンとした就労が出来る形態に変かえる工夫がされるようになって来ています。
酪農を知らない人に読んでほしいおすすめ酪農マンガ
酪農を題材にしたマンガといえば「銀の匙」。
「鋼の錬金術師」「アルスラーン戦記」でおなじみの荒川弘先生が描いているマンガです。
物語の主人公はサラリーマン家庭の次男坊・八軒勇吾。
このマンガは海道出身で実家が酪農家である荒川先生の体験をもとに描かれています。
そのため、酪農を知らない人でも楽しく読めます。
もちろん、命を扱う産業ならではのシリアスな部分や、進路について真剣に迷う高校生を通して、「生き方」について触れていたりと、読み応え満点の内容となっています。
また、荒川先生の体験をエッセイ風にした「百姓貴族」もおすすめです。
このマンガは荒川一家を題材に、先生の実体験を赤裸々に語っています。
個性あふれる荒川一家や、北海道ならではの事情がコメディタッチで描かれており、おもわずプッと笑ってしまいます。
「鋼の錬金術師」を読んだことある人もない人も、ぜひ一読してほしいマンガです。
酪農の事を知りたい方へお教えします
酪農は、牛ややぎ等を飼育して、牛乳や、乳製品等を製造する事を言います。
それから酪農の仕事は、牛ややぎ等から出る乳を搾乳する仕事があります。
毎日の仕事で、一日でもしない日があると、牛ややぎが乳房炎になる可能性もあり、とても大変な仕事です。
それから次は、種付けがあります。
乳質を向上させるため、定期的に行う必要があります。
それから、飼育があります。
餌をあげたり、牛舎を掃除したり、それから水をあげたり、また、牛ややぎの身体をきれいにしてあげる事です。
また、生活しやすい様な環境を整えてあげる事等があります。
酪農をするには、冷涼で高い土地が向ています。
そのため、北の地域等で多くされている仕事です。
数頭育てているところもあれば、数百頭を飼育しているところもあり、ほとんどが放牧ではなく、タイストール等で繋がれた状態で飼育されています。
