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国際競争に曝されている酪農業に必要な新商品の開発

乳牛を飼育し、牛乳を生産したり、牛乳からバターやチーズを作る酪農業を営むには乳牛の飼料となる牧草が必要です。
国内で大量の飼料を手に入れるには広大な牧草地が必要ですから、北海道や九州等、一部の地域でないと無理です。
但し、バターやチーズ作りは海外との国際競争に曝されていて、生産基盤を強くして収益性を高めるには大規模化が必要ですが、酪農業には糞尿の処理等の環境問題が切り離せません。
このため、折角、生産量を増やして安定的な経営を目指そうとしても規模の拡大投資が逆に重荷になってしまうことになります。
一昔前までは牛乳が各家庭で子供たちの成長に欠かすことのできない飲み物として位置づけられていましたが、食べ物の飽食化が進んだ昨今は様々な食べ物から必要な栄養素が補える状況です。
ましてや、国内の酪農業は大規模化が可能な海外諸国で生産されるバターやチーズ等との国際競争に太刀打ちすることが難しくなっています。
従って、新商品の開発力が試されています。



高まる酪農の人気と将来に関して

地産地消に注目が集まっていますが、中でも日本の農作物は安全性に優れていることで有名です。
後継者不足に悩まされている日本の農業ですが、自治体のサポートがあることで新規の就農を目指す若者が増えているようです。
そんな中、注目されているのが酪農ではないでしょうか。
広大な大地で牛を成育させるのはやりがいがありますし、美味しい牛乳を全国に届ける素晴らしい仕事ではないでしょうか。
もちろん大変な仕事ではありますが、日本から酪農農家が居なくなってしまうと、私たちの生活は暗礁に乗り上げてしまいます。
世界各国との競争は激化していますが、安全性に関しては他国の追随を許すことはありません。
大学や専門学校でも専科コースが増えていますし、入学希望者も増えているようです。
まだまだ発展する可能性のある仕事ですし、チャレンジする価値は高いのではないでしょうか。



酪農を継いでくれる後継者の問題

酪農とは、牛などを飼育して、牛乳や、チーズなどの乳酸品を作る仕事が主だと考えます。
チーズや、バターなどに関しましては、国産の製品だけでは賄いきれないのか、輸入に頼っている面は大きいようです。
以前牛乳などは、たくさん取れすぎたということもあって、捨てていたこともあったようです。
農家にしても、酪農にしても、一年365日休む暇もないくらい、早朝から夜遅くまで、身を粉にして働かなくてはならない職業だと思われます。
そのため、家業である仕事であっても、後を継いでくれる後継者がいないという厳しい現実もあるようです。
ドンドン高齢化も進むことになりますと、仕事が大変だということもあり、存続も難しく、しいてはこれから先、我々の口に入る乳製品のほとんどを輸入に頼らなければならないという現実に直面しているのではないかと不安に感じます。
やはり、日本の安全なものを安心して食べたいと願います。

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